2011年3月16日水曜日

Japan

この気持ちを忘れないようにブログにしておきます。長いので読まなくてもいいです。
自分の気持ちです。







東北沖地震についてあまりにも衝撃すぎて言葉もなく、ロンドンにいる私はustreamでNHKをみていました。 目が離せず、何もできない自分に苛立ちながらも、仕事に行けばいつも通りの生活。

お腹もすくし、寒ければ暖房をつける。
友人と談笑。 帰ればそんな事に罪悪感。

頭ではわかっていたけど、そんな毎日は当たり前ではない。 当たり前の毎日がどんなに幸せだったのか。 5年前に大切な友人を亡くしたときに痛い程感じていていたはずなのに。
人間はすぐ元の生活にもどってしまう。
それでいい、そのほういいのも十分にわかっている。

それでも自分が悲しみの中にいる時に他の人達が楽しそうに笑っているのをみると、苛立つ。
そんなのは違うっていうのも頭ではわかっているのに。 そんな自分が嫌いになる。

他の国が災害にあった時、可哀想だって心の底から思ってたくせに実際募金なんてした事がない。そのくせに自分の国の時は特別なのかという自己嫌悪。でもそんな気持ちが被災地の方々を救うはずがない。

こんなネガティブな気持ちを職場に持って行っても意味がない。 募金を周りに強要するのも違う。募金をしない子、こんな時に日本人の私に楽しそうに話しかけてくる子たちを悪者にするわけにもいかない。絶対違う。 そういうことじゃない。

私達は生きてる。でもこれから何があるかわからない。
私の周りは本当に国際色豊かです。
そのおかげで、今まで興味の無かった世界のニュースも大分身近になったと思います。

私がきっかけで、日本の事に興味を持った人もいるはず。 ニュースで日本の事をやっていたら目をとめる人もいるはず。 今回の事で心配してメールをくれた人達はそういう人達だと思います。
メール。ありがたかったです。

どこかで募金箱を見つけたら余ってる小銭をいれてくれてるかもしれない。そのお金が別の国の困ってる国で使われるかもしれない。
そういう事でいいのかもしれないと思う。不謹慎だとか、偽善と言われるのが怖くてナーバスになるのはとりあえずイギリスでは違う。 忘れないっていう事、いつもの生活をありがたいと思う事にハッピーでいる事は悪い事ではとおもうから。


海外から心配してくれた子の中でも複雑な気持ちだった子もいると思います。私の家族や友人に何かあったらどうしようと思った子もいたはずです。
私の実家は島根なので被害は奇跡的に全くありません。
しかし私がパニックになって友人への返事も疎かになってた様に思います。 恥ずかしい事です。

これからの状況はどうなるか本当にわからないし、悲しくてしょうがないけど、生きている人達は前をみていくしかない。
形はそれぞれ違う。
想いの表現も人それぞれ違う。

まだまだ日本にいる友人達が心配。
茨城の子達も飲み水、食料、ガソリン不足だけど東北の人達のほうが大変だからって我慢してる。
緊張の糸がきれてしまわないか本当に心配。

私はこれからのブログは今まで通りロンドンの楽しいブログを送って行きます。

私のブログは恥ずかしながらあまり知られてないのですが、それでもアップし続けて行きます。

今の日本人の気丈さ、忍耐強さは海外でも絶賛されています。 本当に同じ日本人として誇らしい事です。 それでも気を張りすぎて倒れたりする事のないよう、無事でいる日本の方達にはがんばって欲しいです。 軽々しい言葉しか思いつきませんが本当にどうしていいかわからないんです。

海外からは募金位しか思いつきませんが、今は命をかけて現地の救援活動をしている方々に任せるのが一番だと思います。 足を引っ張るわけにはいきません。

一人でも多くの人が救われ、一日でも早く元の生活に戻れます様に。

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